フラット35が質の高い住宅取得を応援
今日は住宅ローンのお話です。
弊社で家づくりをされるお客様も比較的利用頻度の高い住宅ローンで
全期間固定型のフラット35がこの4月から少し変わりました。
これまで耐震性や省エネ性など質の高い建物に採用されるフラット35Sでは
金利Aプランの場合は当初10年間、年▲0.25%の金利引き下げ
金利Bプランの場合は当初5年間、年▲0.25%の金利引き下げが適用されておりました。
そしてこの4月からフラット35維持保全型が新たに加わり
①長期優良住宅②予備認定マンション③管理計画認定マンション④安心R住宅⑤インスペクション実施住宅⑥既存住宅売買瑕疵保険付住宅
この6項目に該当する住宅に関しては
当初5年間、年▲0.25%が適用される事になります。(2022年4月以降適合証明書交付分から)
要するに維持保全型とフラット35Sを併用した場合
金利Aプランと併用の場合は当初5年間、年▲0.5%、6年目~10年目まで、年▲0.25%
金利Bプランと併用の場合は当初10年間、年▲0.25%となります。
これを仮に今月4月のフラット35実行金利に当てはめてみると
借入期間21年以上、融資9割以下の場合、年1.44%なので
フラット35S Aタイプと併用の場合は
金利は当初5年間、0.94%、6年目~10年目まで1.19%、11年目以降1.44%となり
当初5年間は金利1%を切る事になります。
注文住宅ですと上記の6項目のうち①長期優良住宅の取得で対象になる事が多いかもしれませんね。
この他にも地域連携型や地方移住支援型などもありますので気になる方は
住宅金融支援機構のサイトで調べてみてください。
これまで金利の低い変動金利型を選ぶケースも多かったですが、金利が変わらない事から
将来の計画が確実に立てやすい全期間固定金利の利用も増えるのではないでしょうか。
今日はちょっと真面目な情報で自分らしくなかったかな、、、と(笑)
まあたまにはそんな投稿も良いかなと思いました。
それではまた明日。