インナーテラスをより快適な空間に
今日は最近人気のインナーテラスについて触れてみたいと思います。
これまで弊社の施工例には物干のためのバルコニーやテラスを設けるお客様が少なかったのですが、コロナ禍以降、家の滞在時間が増えた事もありその需要は少し増えた様に思えます。
ペットを飼う家族が増えた事なども少なからず影響しているのでしょうね。
半屋外の大きなスペースをインナーテラスとして使うなど屋内スペースは削られますが、その分家に居ながらVillaの雰囲気を味わったりアウトドアを身近に感じたりとワクワク感は倍増しそうですね。
もちろんそのご家族にとって、室内のスペースを大きく確保する事と半屋外のスペースを大きく取る事の優先順位を明確にしないと住みにくい家になってしまう事もありますので、先々も考えて慎重に検討したいものですね。
今日はこのパターンは日本にはあまりないかも?という米国の住宅施工例を見てみたいと思います。
これは一階部分なのでさらに振り切っているかんじはありますが、外壁ラインに固定網戸が設置されているものです。
感覚的にはマンションの上層階に設置される鳥除けネットに近いかもです。
デメリットは外と行き来が出来ない事ですが、逆に虫除けが完全に出来て、夏などはこのインナーテラスとを開放して一体空間で使える事です。
更に実際には網戸なので比較的簡単に破れるのですが、網戸一枚あるだけで心理的に侵入しにくく防犯性能も上がっている様に思います。
網戸は比較的安価で使いやすい「ポリプロピレン」から少し耐久性を上げ「ポリエステル」や「グラスファイバー」、更には「ステンレス製」もありますが、万が一の外への避難などを考えるとステンレスは避けた方がよさそうですね。
有効活用できる良い施工事例だと思いご紹介しました。
良かったら家づくり参考にしてみてください。
それではまた明日。