現場からの一歩、その先にある「町工場」の魅力
今日は進行中のリフォーム現場の確認に行った後、現場のすぐ近くにある鉄工所に立ち寄りました。
最近では、現場管理をスタッフに任せるようになり、この鉄工所を訪れる機会もめっきり減ってしまいましたが、昔ながらの町工場的な雰囲気が漂う場所で、私の好きな場所の一つでもあります。
訪れたとき、工場内は現場作業日だったのか、職人の皆さんは不在でしたが、会長さんが対応してくれました。
世間話を交えながら発注を済ませるなか、ふと目に留まったのは机の上にまとめられた裏紙。
いつもそこに鉛筆でラフ図面を描き説明するその素朴な光景がなんだか心あたたまります。
この会長さんには、私が現場監督になったばかりの頃から、たくさんのことを教えていただきました。
現場の進め方や、職人さんたちとの関わり方、ひとつひとつの教えが今の自分の土台となっています。
今日の会話の中で、自然とその頃の思い出が蘇り、胸がじんと熱くなりました。
そして今では、現場監督として働いている私の息子たちも、この鉄工所にお世話になっています。
息子たちにとっても、会長さんのような存在がそばにいてくれることは、何物にも代えがたい財産です。
次世代まで支えていただいていることに、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
会長さんは私の父と同世代で、昔ながらの職人気質を今なお受け継ぎ、私たちを支えてくださっています。
これからもお元気で、この町工場のぬくもりとともに、私たちのサポートを続けていただければと願っています。
それでは、また明日。