住宅の窓
週明けの月曜日。
弊社では部門会議や工程会議が行われる日です。
夕方の工程会議の時に毎回若手スタッフからの一週間で感じた事の
ショートシェアがある話を過去のブログでも書いたかもしれません。
今日は一人の設計スタッフより「窓」についての話がありました。
窓は住宅の外観デザインに大きな影響を与えるだけではなく
部屋の見え方や居心地にも大きく関わるものであるためとても考え方が難しいと。
確かにこの窓の配置は非常に悩ましい事が多いものです。
外観は窓の縦、横ラインが揃っていると見た目がとても美しく感じますが
室内空間だけを意識して窓の配置計画をすると窓がバラバラに配置され
残念な外観になってしまうケースも多く見られます。
もちろんこの逆もある訳ですね。
室内から考える事はその窓の目的は何か?
明るさを取り入れる窓か風を取り入れる窓か景色を取り入れる窓か。
昨今ではこれに加え断熱性能も加えて考えるため
更に設計での窓の考え方が難しくなってきていると感じます。
住宅に特化した設計を日々行なっている建築家はこのあたりのデザインがとても上手だなと感じます。
今日、スタッフのこのシェアを聞いた時に頭に浮かんだのが
ル・コルビュジエのサヴォア邸だった。
採光と眺望を取り入れるために設けられた水平連続窓が特徴の名作です。
来週のシェアも楽しみです。
さて明日は茅ヶ崎で地鎮祭を執り行う予定です。
お天気どうかもってくれますように・・・
それではまた明日。