集成材の建築
いつも旅先では建物や構造物がやたらと気になるものです。
住宅の住宅でも良く使用される集成材の木材。
特に木造軸組で構造用集成材がよく使われているのだと思います。
日本農林規格(JAS)の規定に基づきひき板を貼り合わせて必要な強度の木材をつくれるため強度も明示でき含水率も低く安定した材が供給できるという特徴があります。
ひき板を接着剤で貼り合わせるためその強度を心配される事もありますが、日本でも60年以上前から施工例があり現在も問題なく使用されております。
今回私が見たのは構造用集成材を用いて架けられたアーチ型の屋根です。
おそらくスパンは70m位でしょうか。
3つ支点を持ち構成された大スパンの構造で躯体はおそらく鉄筋コンクリート造なのかと。
いつか見た三重県のビソンにある集成材の建築もかなりの迫力でしたが同じく半屋外のような使い方で構造用集成材も雨があたる場所に使用されておりますが劣化もなく今後もまだまだ活躍しそうです。
本当はレーザー持ってたら色々計測してみたかったです。(笑)
確か新潟にもアーチ型の構造用集成材の施工例があったかもしれません。
住宅と違ってスケールが違うので建設は大変だっただろうなーと考えながら上ばかりを向いていました。
またいつか興味深い建築・構造物に出会える日を楽しみにしております♪
それではまた明日。