家の床材について
今日は家の床についてです。
新築やリフォームを検討されている方に少しでも参考になれば幸いです。
昨日の設計打合せの仕様決めの時にお話をした事でもあります。
弊社の新築工事には標準仕様というものが存在し
床材は全国的に人気のある無垢の床材をお選びいただいております。
無垢の床材と言えば一般的な合板の上に木目調シートが貼られたものに比べ
肌触りがよく温かみがあり経年変化を楽しめるという特徴があります。
その反面、一般的な床材に比べ高価である事、反りや収縮があり床暖房など不可なものが多いです。
合板にシート貼りのフローリングはお手入れがしやすいという事から
特に小さなお子様がいるご家庭では「無垢はお手入れが面倒と聞くのでので普通のフローリングが良いです」
との声も少なくありません。
確かに今だけを考えればお手入れの楽な一般的なフローリングの選択肢も
間違っていないかもしれません。
しかし、お子様がおもちゃを落としたり食べこぼしたりは
家の寿命を考えるとほんの一時です。
合板の上のシートは深い傷が付けばそこから剥がれたりもします。
それがどんどん広がれば見た目も悪くなり貼り替えが必要になります。
無垢は大きく凹んでもそれが味になると言うか思い出にもなります。
何しろ床の厚み分全てが本物の木ですから
いざとなったら表面を削って新しい表面を出す事だって可能です。
もちろん今も大切だしどちらが正解という事はないのですが
20年、30年先を見据えて床材選びをしてはいかがでしょうか?
過去に弊社のお客様でもいらっしゃいましたが
やっぱり後から無垢に張り替えたい!
子供も大きくなったので・・・
もちろん出来なくはありませんが新築当時の選択に比べて
相当高い工事費が必要になるものです。
私も自宅は無垢の床材を使っています。
築10年ですがよく見ると深い傷や浅い傷が沢山あります。
色の変化とともにあまり目立ちませんし味となっています。
無垢床には成長がゆっくりで堅い広葉樹と
成長が早く軟らかい針葉樹の二種類があります。
好みやコストに応じて自分にぴったりなものを住宅会社から提案してもらいましょう!
ちなみに我が家は針葉樹の唐松。
夏は素足でサラサラ、冬は暖かく最高です!!
なんだか上手く伝わらないかもですが簡単に床材選びについてでした!
それではまた明日。